book: 2006年4月アーカイブ
■99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫
最近本屋で、平積みされている新書。この本は文字が大きくて読みやすいのにリファレンスがしっかりしているから、優しく説明してくれているのにコアを逃していない感じがする。デザインをするという行為と仮説を立てるという行為を自分のなかでシンクロさせて読むとかなりおもしろい。
特筆すべきは、仮説演繹法のところが有名な科学の大発見(地球の地動説、相対性理論)を例に挙げて説明してくれているのでとてもわかりやすかったこと。
関連読書:同時に読むと面白い本
■論文の教室―レポートから卒論まで
戸田山 和久
99・9%は仮説と同時に読むと論文の書き方がなんとなくわかってくる。
■川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊
NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ KTC中央出版 中央出版=
99・9%は仮説とこの本で、ものをデザインするという行為がなぜクリエイティビティーとイノベーションを必要とするのかがわかる。
アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
Peter Morville
O'Reilly Village / オラの村: 『アンビエント・ファインダビリティ』サンプルPDF公開に1章と6章のPDFが乗ってるのだが6章の「ソシオセマンティックウェブ」が僕の勉強不足なセマンティックウェブ→フォークソノミーへの流れが詳しく書いてあっておもしろい。買ってみようかなと思う。