gainerの最近のブログ記事
AdobeMAX2007でもGainerと合わせて紹介されていて大きな反響を呼んでいたFunnelのビルド002がリリースされたので、ArduinoとFunnelを使ってActionScriptからArduinoを操作する方法を試してみた。
フィジカルコンピューティングの開発ボードはArduino,Wiring,MAKE Controller Kit,Gainer,古くはBasicStampなどいろいろあり、それらのボードをつかってPCと接続し使うための開発環境もいろいろあります。海外では、スタンフォード大学のHCI GROUPが開発しているd.toolsや、NADA(今は名前が変わってSketchtoolsなのか?)があり、Funnelは日本発のものになります。
FunnelはIAMASの小林茂さんが中心となって未踏ソフトウェア創造事業で開発しているもので、OSCに対応しているのでいろいろな言語から使うことが可能になることが特徴です。2007/11/07にビルド002がリリースされました。現時点では小林さん自身が開発しているFunnel I/Oモジュール、Gainerや、Arduinoに対応しています。
gainerのサンプルがIAMASの小林さんから届いたので組み立てて動作確認してみた。
Max/MSPは手元にないのでProcessingにて使う。
動作確認としてgainerのLEDをついたり消したりするサンプルを実行してみた。
手順にしたがってgainerのライブラリをコピーしProcessingにて実行使用としたところ、
ライブラリのバージョンが違うとおこられた。
環境:
winXP(sp2)
Proseccingのバージョン(0111)
gainer_librariesのバージョン(gainer_libraries_v1-0-0-12)
エラー表示:
Stable Library=========================================
Native lib Version = RXTX-2.1-7pre17
Java lib Version = RXTX-2.1-7
WARNING: RXTX Version mismatch
Jar version = RXTX-2.1-7
native lib Version = RXTX-2.1-7pre17
どうやらprocessingのバージョンがあがったための問題みたいなので
processing-0111\libraries\serial\library\rxtxSerial.dllを
processing-0111\libraries\gainer\library\rxtxSerial.dllにコピーしてコンパイルしたらエラーが出なくなった。
サンプルを実行しLEDのON、OFFをマウスから切り替えて遊んだ。
これだけ簡単にできるのはすごい。ソースコードもマイコンとprocessingに分かれてしまわないのもいい。
次回はアナログのINPUTとOUTPUTを試してみる予定。