Physical computing: 2006年3月アーカイブ

NADAとかいうフィジカルインターフェースのラピッドプロトタイピングのツールがあるらしい。


aboutnada.jpg


I saw the NADA gang last week at Etech and I'm going to try and review this, it's a fast and easy way to control devices with Flash and Java.-
MAKE: Blog: NADA Rapid prototyping of physical interfaces
の記事より

フィジカルインターフェースのキットとかっていろいろあるけどそれを全部一つのゲートウェイで処理できるようにするコンセプトっぽい。値段は$100.00 。

有料なのが痛いが、その甲斐あって、これからバージョンあがっていくと結構いいかんじのツールになりそうだ。こういうのが出てきたし、このニッチな市場もだいぶ枯れてきた感じがする。

Arduinoを自分で作るときに躓きがちなのがBootLoaderをインストールするところ。
そこの手順をまとめてみた。(竹ちゃんや翔に聞きかじったことをプルーフできたのでそのまとめ。)

使用しているライター&書き込みプログラムはchaNさんAVRSP
ストロベリーリナックスでライターの完成品が売ってる。

※ATmega8に電源、セラロック(16Mhz)、ISPはもう実装済みとする。
※2006/03/17追記
ATmega8を確認

>avrsp -r
Detected device is ATmega8.
Device Signature = 1E-93-07
Flash Memory Size = 8192 bytes
Flash Memory Page = 64 bytes x 128 pages
EEPROM Size = 512 bytes


ロックビットの書き換え

>avrsp -l11111111
Detected device is ATmega8.
Lock bits are programmed.

ロービットの書き換え

>avrsp -fl11011111
Detected device is ATmega8.
Fuse Low byte was programmed.

ハイビットの書き換え

>avrsp -fh11001010
Detected device is ATmega8.
Fuse High byte was programmed.

ブートローダーのインストール

>avrsp ATmegaBOOT.hex
Detected device is ATmega8.
Flash: Erasing...Writing...Verifying...Passed.

ロックビットの書き換え

>avrsp -l11001111
Detected device is ATmega8.
Lock bits are programmed.

これでbootLoaderの書き込みは完了。
あとはRs232cドライバICを通してシリアルポートに接続するか、USBシリアル変換ICを通してUSBで接続するなりすればよい。
それができたら、Arduinoの開発環境からプログラムを書けば動くようになる。

前のエントリー(hatayanlog ver0.3: Wiring I/O board が動かない時)で書いていたwiringのfuseのリペアをやってみた。

wiring I/O board
P1000264.jpg

問題のfuse
P1000268.jpg

交換予定のfuse(TR/3216FF-500MA)
P1000269.jpg

wiring I/O board から切れているfuseをはんだごてで熱してはがした。
P1000274.jpg

新しいfuseを半田付け。
P1000276.jpg

無事修理成功
P1000281.jpg

やった。動いたー。

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